このブログは、「ファクトフルネス」という本を参考に、世界を正しく見る習慣について語っていきます。スタートは2025年12月10日です。ご興味のある方はそこからどうぞ。
さて、第1章は「分断本能」だ。本のイントロダクションに13問のクイズが出ている。私もやってみたが、正解は6問、間違いが7問だった。それだけ世界を正しく見えていないということだ。
この章の「分断」に関係する3問を紹介しよう。
1「現在、低所得国に暮らす女子の何割が、初等教育を終了するでしょう。」
A 20% B 40% C 60%
2「世界で最も多くの人が住んでいるのはどこでしょう」
A 低所得国 B 中所得国 C 高所得国
3「世界の人口のうち、極度の貧困にある人の割合は、過去20年でどう変わったでしょう」
A 約2倍になった B あまり変わっていない C 半分になった
答えを出してみましたか?
正解は、1問目が「C」2問目が「B」3問目が「C」です。
私は1問目と3問目で正解でした。
3問目の極度の貧困層の割合はここ20年で半減しているのだという。ただこの問いの正解率は平均で7%だという。チンパンジーに3問選択の問題を出し、当たるとご褒美があげられる実験で、数多くの事例を積み上げると最終的には正解率が33%になるのだから、人間はチンパンジーより正解率が低いということになってしまう。
では、学歴が高い人や、国際問題に興味のある人に限れば正解率は高いのではと考えてしまうがそうでもないようだ。優秀な人たちでさえ世界のことを知らないのかというより、もしかしたら、そういう人ほど同じような勘違いをしているのかもしれない。「世界にはとても貧困な国があり、我々とはとても低い生活レベルにある」と。若い頃からの「思い込み」をアップデートしていくことが大切なのだ。(続く)