ライフシフト第9章「未来の人間関係〜私生活はこう変わる〜」に入ろう。
第二次世界大戦後、冷戦時代からグローバルな関係の濃い時代への変化の中で、本当に社会のあり方、特に家族を中心とした人間関係の変化は二次曲線的に大きく変わってきているように思う。結婚や離婚の意味、夫婦の役割分担、男女の社会参加、さまざまな観点からライフシフトで分析し、今後の方向を探っている。
離婚のこと一つとっても、1970年から79年に結婚した人たちは離婚率が約半数になっているデータが載っている。アメリカでは、20世紀の多くの時期を通して離婚が増え続け、1970年代には、全ての夫婦の48%が結婚後25年以内に離婚するようになった。「結婚して、離婚して、再婚するのが典型的な人生の道のりになった。」と社会学者が言ったそうだ。
これは他人事ではなく、私も含めて高校・大学時代の親友の半分が離婚して再婚している。ただ、それ以上離婚は増えず、むしろ減少に転じたそうだ。そういった変化の背景には、法律的なこと、男女の社会参加や収入の変化、家族観の変化等いろいろな環境変化がある。
まあ、離婚率が伸びなかったとはいえ、人生100年時代を迎え、高齢者の離婚が増えている事実もある。以前、夫の退職とともに財産を半分分けして、熟年離婚という言葉が流行ったこともある。長い人生、どうにか我慢して付き合ってきたが、これからの老後をそんな思いを引きずって生きたくないということだろう。まあ一生続くと思っていたご縁を切られるのは、相手を思いやる気持ちの低い夫が多いのは事実なので、自分の反省も含めて考えなくてはいけない。
そんな時代の変化と人間の生き方について分析し、それぞれの世代にとっての未来の人間関係について発信していこう。